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「最近ずっと疲れが取れない…」
「何となく元気が出ない、朝からもうだるい…」
そんなあなた、**もしかすると“鉄不足”**かもしれません。
鉄は“酸素を運ぶ”という、とても大事な役割を担っています。
不足すると、体のあちこちに「酸素」が届かなくなり、さまざまな不調が出るのです。
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✅ こんな症状、当てはまりませんか?
起きた瞬間から疲れている
少し立っているとフラフラする
顔色が悪い、メイクで隠せない
動悸や息切れが起こる
手足が冷えて、集中力が続かない
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✅ それ、“鉄”が足りないサインかも
鉄は、体中に酸素を届ける「赤血球(ヘモグロビン)」の材料です。
脳に酸素が届かないと → 頭がぼーっと、集中できない
筋肉に酸素が届かないと → 疲労感、だるさ、やる気が出ない
子宮に酸素が届かないと → 生理痛、ふらつき、貧血感
つまり鉄不足は、体を“酸欠”状態にするのです。
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✅ 女性は特に不足しやすい理由
毎月の月経で鉄が流れ出ている
妊娠・授乳でも鉄の消耗が増える
食事制限やダイエットで、鉄の摂取量が減っている
ストレスや腸内環境の悪化で、吸収力が落ちている
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✅ 「貧血ではないのにしんどい」それは“隠れ鉄不足”
フェリチン(貯蔵鉄)が少ないと、ヘモグロビンの値が正常でも疲れやすさや不調が出てきます。
つまり、「鉄不足=貧血」とは限らず、
“鉄が足りていないけど検査では異常なし”という状態もあるのです。
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今日のまとめ
✅ 鉄は、酸素を運ぶ“エネルギーの要”
✅ 不足すると、脳も筋肉も「酸欠」に
✅ 疲れやすさ・気力の低下は鉄不足のサインかも
✅ 女性は月経・妊娠・更年期などで特に消耗しやすい
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次回(第2回)予告:
「鉄分ってどんな働き?若さ・気力・巡りを支えるミネラル」