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  • ✅【鉄ケア①】なぜこんなに疲れるの?“鉄不足”が引き起こす不調たち

    「最近ずっと疲れが取れない…」
    「何となく元気が出ない、朝からもうだるい…」
    そんなあなた、**もしかすると“鉄不足”**かもしれません。

    鉄は“酸素を運ぶ”という、とても大事な役割を担っています。
    不足すると、体のあちこちに「酸素」が届かなくなり、さまざまな不調が出るのです。

    ✅ こんな症状、当てはまりませんか?

    起きた瞬間から疲れている

    少し立っているとフラフラする

    顔色が悪い、メイクで隠せない

    動悸や息切れが起こる

    手足が冷えて、集中力が続かない

    ✅ それ、“鉄”が足りないサインかも

    鉄は、体中に酸素を届ける「赤血球(ヘモグロビン)」の材料です。

    脳に酸素が届かないと → 頭がぼーっと、集中できない

    筋肉に酸素が届かないと → 疲労感、だるさ、やる気が出ない

    子宮に酸素が届かないと → 生理痛、ふらつき、貧血感

    つまり鉄不足は、体を“酸欠”状態にするのです。

    ✅ 女性は特に不足しやすい理由

    毎月の月経で鉄が流れ出ている

    妊娠・授乳でも鉄の消耗が増える

    食事制限やダイエットで、鉄の摂取量が減っている

    ストレスや腸内環境の悪化で、吸収力が落ちている

    ✅ 「貧血ではないのにしんどい」それは“隠れ鉄不足”

    フェリチン(貯蔵鉄)が少ないと、ヘモグロビンの値が正常でも疲れやすさや不調が出てきます。

    つまり、「鉄不足=貧血」とは限らず、
    “鉄が足りていないけど検査では異常なし”という状態もあるのです。

     今日のまとめ

    ✅ 鉄は、酸素を運ぶ“エネルギーの要”
    ✅ 不足すると、脳も筋肉も「酸欠」に
    ✅ 疲れやすさ・気力の低下は鉄不足のサインかも
    ✅ 女性は月経・妊娠・更年期などで特に消耗しやすい

     次回(第2回)予告:
    「鉄分ってどんな働き?若さ・気力・巡りを支えるミネラル」

  • 誰かがいなくちゃいられない人と、一人が楽な人



    ― それぞれの“こころの居場所”について ―

    人との距離感は、性格や経験によって大きく違います。

    たとえば、
    「誰かと一緒じゃないと落ち着かない」人がいます。
    逆に、
    「ひとりでいる時間こそが救い」だと感じる人もいます。

    どちらが正しい、どちらが強い、なんて話ではありません。
    それは、心の地図が違うだけなのです。




    💠 誰かがいなくちゃいられない人のこころ

    このタイプの人は、
    ・LINEが返ってこないと不安になる
    ・週末に予定がないと落ち着かない
    ・「ひとりの時間」をうまく過ごせない

    そんな傾向があります。

    でもそれは、甘えではなく、
    「こころの安心基地」を外に求めているから。

    幼い頃に、
    孤独を怖いと感じた経験があるのかもしれません。
    あるいは、誰かといることでしか
    「自分の存在」を感じられなかったのかもしれません。

    その人にとって、
    “誰かのそば”は、心が生きるための酸素のようなもの。




    💠 一人が楽な人のこころ

    一方で、
    「人と一緒にいると疲れる」
    「予定のない時間が一番ホッとする」
    「返信を無理に返したくない」
    そんな感覚を持つ人もいます。

    このタイプの人は、
    人との距離感を敏感に感じ取り、
    自分のエネルギーを消耗しやすい傾向があります。

    誰かと一緒にいる時間、
    「嫌われないように」「期待に応えよう」と
    知らず知らずのうちに自分を演じてしまうことも。

    一人の時間が長いのではなく、
    一人の時間でやっと“自分”に戻れるのです。




    🌿 どちらでもいい。ただ、あなたが“安心できる場所”が大切

    「一人でいられる自分ってすごい」でもないし、
    「誰かといたい自分はダメ」でもない。

    大事なのは、
    “あなたが安心できる距離感”を知ること。

    他人に合わせすぎて疲れてしまったとき、
    一度こう問いかけてみてください。

    > 「私は今、誰かといたい? それとも、一人になりたい?」



    答えは日によって違ってもいい。
    人との距離感は、“今の心”の温度計みたいなものです。




    💬 最後に:どちらのあなたにも、優しさを。

    「寂しがりな自分」も、
    「一人でいたいと思う自分」も、
    どちらもあなたの一部です。

    どちらかに偏りすぎてしんどくなったら、
    心の声を聞いてあげてください。

    あなたの“安心できる場所”は、
    他人の価値観じゃなく、あなた自身が決めていいのです。

  • 花火大会に誘われたけれど──人との距離感に気づいた日

    夕方、友人から「花火大会、一緒に行かない?」と誘われた。
    その一言に、心が少し沈んだ。

    「ああ…行きたくないかも。」
    そう思った自分に、ちょっと驚いた。




    花火大会なんて、きっと綺麗だし、楽しいはずなのに。
    それでも、心がズンと重くなる。
    「行かなきゃ悪いかな」「でも疲れそう」
    頭の中で何度も言い訳を探している自分がいた。




    でもふと、気づいたことがある。
    もしこれが家族とのお出かけだったら、平気だったかもしれない。




    家族となら、
    黙っていても気まずくない。
    無理にテンションを合わせなくていい。
    疲れたら「帰ろう」と言える。
    それって、わたしにとってすごく大きな安心。




    わたしがしんどくなるのは、
    「人といること」ではなくて、
    **“気を使いすぎてしまう状況”**だったんだと、ようやく気づいた。




    誰かと過ごす時間を楽しめる日もある。
    でも、どうしても重たく感じてしまう日もある。
    そんなときは、自分の感覚を信じてあげようと思う。




    行かない選択をしたことは、
    “わたしの心にやさしくした”という、ちいさな一歩だった。




    🌿あとがき:

    人と距離をとることは、わがままじゃない。
    それは、自分の呼吸を守ること。
    わたしは今日も、静かな部屋でひとり、遠くの花火の音を聞きながら、
    自分の心とつながっている。

  • ビタミンCの正しい摂り方|ストレスや風邪に効く「腸耐性量」とは?

    あなたのビタミンC、本当に足りてる?

    「果物を食べてるからビタミンCは大丈夫」と思っていませんか?

    実は現代人は、ストレスや環境要因、病気、疲労などにより、
    想像以上にビタミンCを消耗しています。

    そして、そのときに必要な量は、人それぞれ。
    必要量を見極めるヒントが、「腸耐性量(ちょうたいせいりょう)」という考え方です。

    ビタミンCの「腸耐性量」とは?

    ビタミンCを大量に摂ったときに、
    お腹を壊さずに吸収できる最大量のことを「腸耐性量」といいます。

    ストレスが強い時、風邪を引いた時、手術後などは、
    この腸耐性量が通常の数倍〜十数倍まで跳ね上がることがわかっています。

    症状別・1日のビタミンC最大摂取量の目安(腸耐性量)

    状態・症状 1日あたりのC量(g) 回数(分けて)

    健康時 4〜15g 4〜6回
    軽い風邪 30〜60g 6〜10回
    重い風邪 60〜100g以上 8〜15回
    インフルエンザ 100〜150g 8〜20回
    アレルギー(花粉・食品) 15〜50g 4〜8回
    外傷・手術 25〜150g 6〜20回
    精神的ストレス 15〜20g 4〜6回
    慢性炎症・関節炎 15〜100g 4〜15回

    出典:Helen Saul Case『Orthomolecular Nutrition for Everyone』

    どう摂ればいいの?

    ビタミンCは一度に大量摂取すると下痢を起こす可能性があります。
    そのため、「分けて」飲むのがポイント。

    摂取のコツ:

    1回あたり3〜5gを目安に

    食後か、空腹時を避けて摂る

    水と一緒にしっかり飲む

    パウダータイプなら水やスムージーに混ぜてOK

    —こんな時はビタミンCを多めに摂ろう

    風邪のひき始め

    精神的ストレスが強いとき

    睡眠不足が続いたとき

    肌荒れや疲労がひどいとき

    PMSや生理前後でメンタル不安定なとき

    ビタミンCは、抗酸化・抗ストレス・免疫サポートの三本柱で、
    あなたの体と心をしっかり守ってくれます。

    ⚠注意点・よくある質問

    Q:飲みすぎて大丈夫?

    A:水溶性なので余分な分は尿で排出されます。
    ただし、胃腸が弱い方は下痢や腹痛に注意してください。

    Q:毎日10g以上は多すぎ?

    A:体が必要としていればOK。
    ストレス・風邪・炎症などがあると、必要量は数倍になります。

    Q:腎臓に負担は?

    A:結石や腎疾患の既往がある方は、医師に相談の上で使用を。

    まとめ

    ✅ ビタミンCの必要量は「状況」によって変化する

    ✅ 腸耐性量を目安にすると、自分に合った摂取量がわかる

    ✅ ストレス・風邪・疲労のある人は積極的に摂取を

    こんな人におすすめの記事です:

    疲れが取れにくい方

    子どもの風邪が気になるママ

    肌荒れ・ストレスが続いている女性

    サプリをうまく活用したい健康志向の方

  • 朝がしんどいのは“気が足りない”せいかも?

    朝がしんどいのは“気が足りない”せいかも

    低血圧女子の朝ケアルーティン【中医学×分子栄養学】

    朝がつらい。気合いではどうにもならない…

    わたしは毎朝、6時に目覚ましをセットしています。
    けれど実際に体を起こすのは、まるで重い岩を動かすよう。
    目は覚めているのに、身体が動かない。呼吸も浅く、指先が冷えている。
    「甘えてるのかも」「頑張って起きなきゃ」と、何年も自分を責めてきました。

    でも、あるとき健康診断で「血圧が低すぎますね」と言われて気づいたのです。
    わたしの“気合い不足”は、実は【気の不足】だったのかもしれない、と。

    中医学の視点:「気虚」はエネルギーのガス欠状態

    中医学では「気=生命エネルギー」と考えられています。
    食べ物を消化して、栄養をめぐらせ、気血をつくる。
    でも、その“気”が不足すると──

    起きられない

    息切れする

    動くとすぐ疲れる

    頭がボーッとする

    生理前後や低気圧でさらに悪化

    そんな「気虚(ききょ)」状態に、わたしはずっといたのかもしれません。

    わたしの「気を補う」朝ケアルーティン

    今では、朝を“戦い”ではなく、“準備”の時間に変えました。

    覆1. お臍まわりマッサージ(10分)

    仰向けで優しくお腹をほぐすことで、内臓を温めて“エンジン起動”。

    2. 肩まわし左右100回ずつ

    肩・背中・肩甲骨の血流を促し、上半身にエネルギーをめぐらせる。

    3. 朝のお茶

    桂枝、麦冬、百合、玫瑰花、赤棗、枸杞 をポットで蒸らして
    白湯代わりにゆっくり飲みます。身体の内側からぽかぽかに。

    4. 朝ごはんは「炭水化物少なめ粥+温菜+発酵食品」

    黒豆・赤豆・薏苡仁などの雑穀粥

    鮭と玉ねぎの炒めもの

    納豆

    お味噌汁

    ご飯の量は80gくらい。でも、完全に炭水化物を抜かないのが大事。

    泥5. モコモコの冬用パジャマで寝る

    冷房が体にこたえる夏。「冬用寝巻き+靴下」が冷え予防に◎

    6. 出発前に“15分横になる”

    仕事前、アラームをかけてベッドで一息。
    「起きたら休む」が、今の私の回復戦略です。

    補足:分子栄養学で見た朝のしんどさ

    分子栄養学でも、「朝起きられない」原因は栄養不足とされます。
    特に必要なのはこの4つ:

    1. ビタミンB群(エネルギー産生に必須)

    2. 鉄(フェリチンが低いと酸素不足)

    3. タンパク質(神経伝達物質の材料)

    4. マグネシウム(神経の興奮を調整)

    →サプリで補うだけでなく、朝のご飯に炭水化物とタンパク質を少し入れることが、朝のエネルギー切れを防ぎます。

    まとめ:怠けてるんじゃない。“燃料切れ”なんだ

    朝、起きられない日があっても大丈夫。
    それは「あなたが弱い」からじゃなくて、
    身体が「助けて」と言ってるだけ。

    気を補って、温めて、少しずつ休ませてあげる。
    それが、わたしの“気虚ケア”です。

    ✏️今日のひとこと

    > 「朝のつらさは、わたしのせいじゃなかった。
    “気が足りない”わたしに、そっと寄り添ってあげよう。」

  • 心と体を整える旅──わたしがこのブログを始めた理由

    こんにちは、シンジュです。

    躁鬱(そううつ)という波と共に生きながら、
    心と体をどうやって整えていくか、日々試行錯誤してきました。

    私は、母であり、妻であり、そして一人の人間として、
    何度も「もう無理かもしれない」と思いながらも、
    それでも「今日を生きよう」と繰り返してきました。


    このブログでは、以下のことを記録・発信していきます:

    🌿 漢方やサプリによるセルフケアの記録
    🌿 心の揺れ、気づき、感情の観察
    🌿 仏学・心理学・哲学などの学び
    🌿 子育てと家族との日常
    🌿 小红书との連動投稿や、文章表現の練習


    書くことは、私にとって「呼吸」と同じ。
    ここは、私自身を癒す場所でもあり、
    誰かの「共感」や「安心」につながれば嬉しいと思っています。

    同じように、揺らぎながらも生きているあなたへ。
    この場所が、小さな光となりますように。

    シンジュ

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