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  • 朝がしんどいのは“気が足りない”せいかも?

    朝がしんどいのは“気が足りない”せいかも

    低血圧女子の朝ケアルーティン【中医学×分子栄養学】

    朝がつらい。気合いではどうにもならない…

    わたしは毎朝、6時に目覚ましをセットしています。
    けれど実際に体を起こすのは、まるで重い岩を動かすよう。
    目は覚めているのに、身体が動かない。呼吸も浅く、指先が冷えている。
    「甘えてるのかも」「頑張って起きなきゃ」と、何年も自分を責めてきました。

    でも、あるとき健康診断で「血圧が低すぎますね」と言われて気づいたのです。
    わたしの“気合い不足”は、実は【気の不足】だったのかもしれない、と。

    中医学の視点:「気虚」はエネルギーのガス欠状態

    中医学では「気=生命エネルギー」と考えられています。
    食べ物を消化して、栄養をめぐらせ、気血をつくる。
    でも、その“気”が不足すると──

    起きられない

    息切れする

    動くとすぐ疲れる

    頭がボーッとする

    生理前後や低気圧でさらに悪化

    そんな「気虚(ききょ)」状態に、わたしはずっといたのかもしれません。

    わたしの「気を補う」朝ケアルーティン

    今では、朝を“戦い”ではなく、“準備”の時間に変えました。

    覆1. お臍まわりマッサージ(10分)

    仰向けで優しくお腹をほぐすことで、内臓を温めて“エンジン起動”。

    2. 肩まわし左右100回ずつ

    肩・背中・肩甲骨の血流を促し、上半身にエネルギーをめぐらせる。

    3. 朝のお茶

    桂枝、麦冬、百合、玫瑰花、赤棗、枸杞 をポットで蒸らして
    白湯代わりにゆっくり飲みます。身体の内側からぽかぽかに。

    4. 朝ごはんは「炭水化物少なめ粥+温菜+発酵食品」

    黒豆・赤豆・薏苡仁などの雑穀粥

    鮭と玉ねぎの炒めもの

    納豆

    お味噌汁

    ご飯の量は80gくらい。でも、完全に炭水化物を抜かないのが大事。

    泥5. モコモコの冬用パジャマで寝る

    冷房が体にこたえる夏。「冬用寝巻き+靴下」が冷え予防に◎

    6. 出発前に“15分横になる”

    仕事前、アラームをかけてベッドで一息。
    「起きたら休む」が、今の私の回復戦略です。

    補足:分子栄養学で見た朝のしんどさ

    分子栄養学でも、「朝起きられない」原因は栄養不足とされます。
    特に必要なのはこの4つ:

    1. ビタミンB群(エネルギー産生に必須)

    2. 鉄(フェリチンが低いと酸素不足)

    3. タンパク質(神経伝達物質の材料)

    4. マグネシウム(神経の興奮を調整)

    →サプリで補うだけでなく、朝のご飯に炭水化物とタンパク質を少し入れることが、朝のエネルギー切れを防ぎます。

    まとめ:怠けてるんじゃない。“燃料切れ”なんだ

    朝、起きられない日があっても大丈夫。
    それは「あなたが弱い」からじゃなくて、
    身体が「助けて」と言ってるだけ。

    気を補って、温めて、少しずつ休ませてあげる。
    それが、わたしの“気虚ケア”です。

    ✏️今日のひとこと

    > 「朝のつらさは、わたしのせいじゃなかった。
    “気が足りない”わたしに、そっと寄り添ってあげよう。」